アレルギーがあっても青汁を飲んで平気?問題ないのか?
青汁は健康食品として有名で、飲んでみたい方も多いのですが「私小さい頃からアレルギーがあるけど飲んでも大丈夫」なのか、青汁でのアレルギー反応や原因についてご紹介します。
基本的に野菜のアレルギーが無ければ問題無し
最近は牛乳や鶏肉、たまごなど色々な食材に対してアレルギー反応を起こしてしまう人が増えてきています。
その原因は、遺伝性のものだったり、生活習慣だったり実にさまざまなことに起因しています。
そもそもアレルギー反応とは、何らかの食材や花粉などの物質に対する体の免疫反応です。花粉症を例にしてみれば分かりやすいのですが、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどが出ますよね。
この点、食物アレルギーであれば、体に突然発疹が出たり、熱が出たり、ひどい場合にはそのまま意識を失うこともあります。
たまに見られるのが小麦アレルギーで、食パンを食べたときに急にアレルギー反応が出てしまい、そのまま重篤な状態に陥ることもあります。
最近では2人に1人が何らかのアレルギーを持っているとも言われているのですが、そんなアレルギー持ちの人が、青汁を飲んでアレルギー反応を起こすことがあるのでしょうか。
この点、基本的にはアレルギーは起こらないと言えます。
というのも、青汁はケールなどの野菜を原料としています。そのため、純粋にこの野菜に対してアレルギーを持っている人以外はアレルギーを起こさないと言えるのです。
しかし製造過程で他の食材が入っている場合があるので注意!
しかり、やはり、例外が起こる可能性は十分に考えられます。
なぜなら、その青汁の製造過程で他の食材を取り扱っている可能性があるからです。
最近は、多くの食品に対してアレルゲン情報を掲載するようになってきています。
その中でも、ときおり食品のパッケージに、「この商品は、鶏や卵、豆類を含む製造ラインで製造されています。」なんていう表示がされています。
このような表示がある場合、製造工程において何らかの形でそのアレルゲンとなる物質が紛れ込む可能性があるのです。
そのため、自分が飲もうとしている青汁のパッケージにこのような表示があり、なおかつ自分がその食材に対してアレルギーを有している場合は、飲まない方が賢明です。
また、長年一つの物を摂取し続けていると、変異的に身体が反応して、突然アレルギー反応を起こすケースもまれにみられます。
青汁は基本的には、毎日飲み続ける飲料ですが、これを毎日続けることで、体が免疫作用を起こすことも考えられます。
そこで、普段と同じように青汁を飲んでいるのに、吐き気がするとか発疹が出るといった体の反応を認めた場合には、医師に相談することをお勧めします。
アレルギーは、一般にはその原因を特定しにくいものですが、病院に行くと簡単にアレルゲンを特定してくれる検査も行っています。
万が一、自分が青汁の素材に対してアレルギーを持っているということがわかってしまった場合には、飲むのを控えるのがいいですね。