「CO・OP(コープ )」の愛称でおなじみの生協(生活協同組合連合会)。
野菜などの生鮮品から加工食品まで、独自の基準で商品のラインナップがされており、安全性には信頼がおけるイメージですよね。
また、メーカーと提携し、市販の商品も「生協仕様」といって添加物を減らしたり、国産材料を使用したり、環境に配慮してパッケージを簡素化したりといった取り組みも行っています。
今回は、生協でしか買えない「CO・OP」マークのついた青汁を購入、実際に飲んでみたので、味や飲みやすさ、効果などを口コミでお伝えします!
「生協(コープ )乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁」を購入してみました
今回、生協の店頭で購入したのはこちら。(ちなみに、生協のお店は全国に1000店舗近くあります)
正式名称は「CO・OP(コープ)健康配慮 乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁」(店頭購入価格:980円/税別)です。
特徴は、
- 生きて腸まで届く乳酸菌が1億個入り
- 原材料は九州産の大麦若葉・長命草・桑若葉・宇治抹茶など
大麦若葉や乳酸菌はポピュラーな青汁の原材料ですが、「長命草」などはちょっと珍しいですね。
内容量は、3g×30本入りです。
スティック状の個包装になっています。
手で切れるタイプ。
一日の摂取量は1~2本なので、朝晩飲むと約2週間分、朝だけor夜だけなら約1か月分ですね、
「生協(コープ)乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁」を飲んでみました
ではさっそく、「乳酸菌入り大麦若葉青汁」を飲んでみたいと思います。
コップに入れたところです。
大麦若葉や抹茶を使用した青汁は、鮮やかなグリーンのことが多いのですが、この青汁も、なかなかきれいな緑色をしています。
匂いは、うっすら緑茶とヨモギを合わせたような感じかな?
「100mlの水や牛乳・豆乳に溶かしてお召し上がり下さい」とありますので、まずは分量どおりの水で作ってみたいと思います。
スプーンで混ぜてみると、数回かき混ぜただけでスムーズに溶けました。
少し粉感がありますが、溶け残っている粉末はなさそう。
さっそく飲んでみます!
うん、きれいに溶けています!
味の方は、クセが少なく、お茶系の飲みやすい青汁ですね。
乳酸菌入りですが、酸味はなくまろやか。
ほんのり甘みがあり、後味に(入っていませんが)よもぎのような香りが残ります。
「生協(コープ)乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁」の原材料や効果は?
生協(コープ)の「乳酸菌入り大麦若葉青汁」の原材料名は以下のとおりです。
大麦若葉粉末、難消化性デキストリン、マルチトール、抹茶、コーンスターチ(遺伝子組換えでない)、有胞子性乳酸菌粉末(乳成分を含む)、ボタンボウフウ(長命草)粉末、桑若葉粉末
それぞれ見ていきましょう。
大麦若葉
大麦の若葉の部分だけを乾燥させ、粉末に加工したものです。
そのままでは固くて吸収しにくい栄養成分も粉末にすることで吸収しやすくなります。
- 食物繊維
- ビタミン
- ミネラル
- 葉酸
などが豊富で、腸内環境を改善して、お通じやデトックス効果が期待できます。
また、大麦若葉は、老化や肌荒れ・病気の原因となる「活性酸素」の活動を抑制する「SOD」という酵素が他の野菜と比べて格段に多いことでも知られています。
乳酸菌(有胞子性乳酸菌粉末)
乳酸菌には現在確認されているだけでも250種類異常があり、腸内で、「ビフィズス菌」などに代表される乳酸菌が多いと、有害な悪玉菌の増殖を抑え、病気や肌荒れなどの発生を防いでくれます。
ただ、乳酸菌の多くは胃酸に弱く、胃で死滅してしまうと言われています。
死滅した乳酸菌も、腸で善玉菌のエサになる(プレバイオティクス)ので無駄ではありませんが、生きたまま腸に届けることができればベストですよね。
この青汁に使われている「有胞子(ゆうほうし)性乳酸菌」は、特殊な技術でカプセルの中に乳酸菌を閉じこめ、腸で解放されるように作られています。
腸内環境を整え、デトックス効果やお通じの改善が期待できます。
※乳酸菌は、原材料に牛乳を使用しているので、乳製品のアレルギーがある人は飲用を控えるか医師に相談して下さい。
長命草(ボタンボウフウ)
「長命草(ちょうめいそう)」は、学名を「ボタンボウフウ」といい、日本では鹿児島や沖縄など温暖な地域で自生・栽培されています。
沖縄では「一株食べれば寿命が一日伸びる」と言われていて、強力な抗酸化作用を持つ「クロロゲン酸」や「ルチン」などのポリフェノールが、なんとゴーヤの8倍も含まれるほど豊富です。
その他にも食物繊維、ビタミン類も多く、アンチエイジング効果が期待できます。
桑若葉
桑(くわ)の葉は、古来から漢方薬やお茶として重宝されており、カルシウム・鉄分・亜鉛など健康と美容に欠かせないミネラル類が豊富なほか、最近の研究では、糖の吸収を抑える作用や、血圧を整える作用、抗酸化・抗炎症作用成分などが次々に発見されています。
その他の素材
「抹茶」には、味や香りが良く青汁を飲みやすくしてくれる効果のほか、活性酸素を除去したり脂肪の燃焼を助けたりするカテキン・リラックス成分のテアニン・コレステロールの排出を促すフラボノイドなど様々な有用成分が含まれています。
「難消化性デキストリン」は食物繊維の一種で、糖や脂肪の吸収を穏やかにしてくれるほか、腸内環境の改善やミネラルの吸収をよくしてくれる働きがあります。
「マルチトール」は甘味料。野菜そのものの味以外にほんのり甘みを感じるのはこのためですね。生協のサイトに以下のような説明がありました。
マルチトールは、でん粉から作る麦芽糖を原料とした糖アルコールです。カロリーは砂糖の1/2で、砂糖の8~9割の甘さがあり、虫歯の原因になりにくい甘味料です。食品添加物ではなく、食品として扱われます。
人工甘味料の中には、実験でアレルギー悪化や発がん性の疑われるものもありますが、マルチトールなどの「糖アルコール」系の甘味料は比較的副作用などの心配が少ないとされています。
「生協(コープ)乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁」カフェインは大丈夫?
ところで、青汁は、野菜不足が気になったり、葉酸を摂りたいと思っている妊婦さんも飲むことが多いですよね。
そんな時に気になるのが、その青汁に「カフェイン」が含まれているかどうか。
生協(コープ)の「乳酸菌入り大麦若葉青汁」は、抹茶が入っているので、微量のカフェインが含まれると考えられます。
青汁のスティック1本3g中の抹茶の割合は表示されていませんが、成分表示の4番目に書かれているので、少なくとも4分の1以下であることは確かです。
朝晩飲んだとしても抹茶1g以下となり、カフェイン含有量は32mgていど。妊婦さんが一日に摂取しても大丈夫なカフェイン量はおよそ100mgとされているので、他にコーヒーや紅茶・エナジードリンクなどと併用していなければ、ほぼ心配ないレベルと言えるでしょう。
おわりに・「生協(コープ)乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁」30回分を飲んでみて
今回は生協(コープ)の店舗で購入した「乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁」を30回分飲んでみました。
マイルドで飲みやすく、飽きの来ない味で最後までおいしく飲むことができましたよ。
基本的には朝だけ飲んでいたので、「体重が〇kg減った!」という劇的な変化はありませんが、食生活が偏って口内炎ができた時などに朝晩飲むと、翌朝には口内炎が治っていたのが印象的でした。
お通じも順調で、総合的に野菜不足を補うにはとても良いと思います。
値段も1000円以下と手頃ですし、生協が作っているので原材料や添加物の面からも安心感がありました。
近くに生協の店舗がある人は、気軽に試してみてはいかがでしょうか?
以上、「生協(コープ)乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁」のレビューでした!