青汁に入っている「大麦若葉」と「ケール」の違いは何??(特徴や効果についても)
青汁は主に「大麦若葉」が入っている青汁と「ケール」が入っている青汁があります。
その違いってなんだろう?分かりやすく教えて欲しいという方に、大麦若葉とケールの特徴や効果の違いについてご紹介致します。
大麦若葉とケールの違いを分かりやすく紹介
今や健康食品の王様ともいえる位の知名度を誇る青汁ですが、実はメーカーによって材料とする野菜が違うのをご存知ですか?
青汁と言えば、緑色をしていて苦いというイメージですよね。
しかし、材料が異なれば多少の色味や味わいも異なってくるのです。
なかでも、材料として比較的よく使われている野菜として、大麦若葉やケールがあります。
一見すると葉物野菜として同じ印象を受けがちですが、厳密には両者の間には明確な違いがあります。
大麦若葉とは?特徴&効果について
まず、大麦若葉は、イネ科に属する植物です。
葉物野菜であることからも分かるように、多量の食物繊維を含んでいます。さらに、ビタミン群も豊富に含まれており、特にビタミンB2がその代表と言えます。
またフィトケミカルと呼ばれる食物特有の栄養素を含んでいます。クロロフィルという言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
葉緑素と言えば理科の授業にも登場したので理解しやすいでしょう。クロロフィルは葉緑素のことで、フィトケミカルの一種です。このフィトケミカルは、体の免疫力を活性化する働きを担っています。
だから、クロロフィルを含有する大麦若葉の青汁を飲めば、健康的な毎日を送ることができそうです。
もちろん、健康増進効果だけでなく、大麦若葉の青汁を飲めば、食物繊維の力によって腸内環境の改善が見込めます。
便秘がちだった人も、継続して大麦若葉の青汁を飲み続けることで、比較的便通が改善されやすいと言われています。
味としては、お茶に近い味わいなので飲みやすい部類に入ると言えます。
ケールとは一体?特徴や効果について
他方、ケールは、大麦若葉とは異なりアブラナ科に属しています。
キャベツの元をたどると大麦若葉であったという一説もあるように、キャベツ同様の栄養素を誇っています。
例えば、ビタミンCやカルシウム、葉酸、マグネシウム、食物繊維というように人間が必要とする栄養素がギュッと詰まっているのです。
更に、大麦若葉と同じ様に食物繊維が、ケールには豊富に含まれています。そのため、便秘解消にも一助になってくれます。
また、ビタミンCも含まれていることから、毎日青汁を飲み続ける事での美肌改善効果も期待できます。
ただ、ケールはそのまま飲むと、苦みや青臭さがあるので、販売されているケールの青汁の中には味の調整がされているものもあります。
本気で健康になりたいと考えている人であれば、積極的にケールや大麦若葉の青汁を生活に取り入れることもおすすめです。
身近なところから健康生活をスタートさせてくださいね。