今回、私が実際に飲んでみてレビューするのは、「グリーンミルク(GREEN MILK)」です。
グリーンミルクは、九州の株式会社ヒューテックジャパンが販売しているオリジナル商品で、カルシウムやDHA・EPAなどが配合されたちょっと珍しい青汁です。
実は、今回、不良品が届いてしまうというハプニングがあり、私はその味にあやうく吐いてしまうほどの目に遭ったのですが…その時のメーカーの対応についても書いていますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!
インターネットでのグリーンミルクの口コミ・評判
グリーンミルクを実際に飲んでいる人たちの感じている「味」や「効果」はどんなものでしょうか?
インターネットを中心に調べてみましたが、残念ながら通販サイトや口コミサイトではグリーンミルクの口コミを見つけることができませんでした。
かわりに、公式サイトの「ご愛用者さまの声」から一部を紹介しますね。
(子どもが)野菜が入っていることを気付いていないぐらい美味しく楽しんでいます。
牛乳嫌いの子どもも美味しく飲んでいます。
青汁特有の臭みや苦味もなく飲みやすい青汁。ジュース感覚で野菜不足やカルシウム不足を補える
ネットの口コミを見る限りではグリーンミルクは家族で飲んでいる方が多いようですね。
ダイエットやアンチエイジング目的というよりは、野菜不足・牛乳・魚嫌いなど、食生活の偏りや偏食が気になっている人が、バランスをとるために続けているパターンが目立ちます。
色々な成分が入っているので、クセがあるのでは?と心配になりますが、「美味しい」「飲みやすい」という感想ばかりでした。
「美味しい青汁」といっても色々で、「素材そのものの味が美味しい」「お茶風味で美味しい」「フルーティで美味しい」「甘くて美味しい」など色々なパターンに分かれます。
グリーンミルクはお子さんが多く飲んでいるようですし、商品名にも「青汁ミルク」と書いてあるので甘めなのかな?と行った印象です。
どんな味なのか、届くのが楽しみですね!
グリーンミルク青汁が届きました
さて、届いたグリーンミルクは、小さめの段ボール箱入りです。
「グリーンミルク」の箱は、ミルク色に素材のイラストが配されてナチュラルでお洒落な雰囲気です。
キッチンやリビングに置いてあっても、「ザ・健康食品」という感じではなく、インテリアに溶け込んでくれそう。
横から引き出すタイプになっています。
牛さんがこんにちわ♪お子さんも喜びそうですね。
中身は、5g入りのスティックが30本入っています。
まさかの不味さ!グリーンミルクを実際に飲んでみた!
では早速、グリーンミルクを飲んでみましょう。
まずコップに出してみました。
一般的な青汁と比べると、白っぽい色をしています。
原材料のところに「クリーミングパウダー」や「ミルクカルシウム」等が記載されているので、抹茶ミルクのようなイメージですね。
飲み方は、「冷水、お湯など約150㏄に溶かしてお召し上がりください」とありますので、まずは150㏄のお水で溶かしてみます。
ちょっと溶け残りの粒が浮いてくる感じですね。
定期購入やまとめ買いするとシェイカーがついてくることからも、「グリーンミルク」は若干溶けにくい部類なのかもしれません。
スプーンでしばらく混ぜていると、ほぼ溶けてきました。
まだ少し粒が浮いていますが、このくらいなら飲めそうなので、一度飲んでみます!
これは…とても飲めない魚臭さ!
コップに口を近づけた瞬間。
「ん!?」…ものすごい魚の油のにおいがします!
たとえて言うなら、魚焼きグリルでサバか何かを焼いて、そのまま2~3日洗うのを忘れてた時のような…。(日頃、いつも洗い忘れているワケではないですよ!笑)
しかし、他の青汁でも「飲む前にはにおいが強く感じられるけれども、飲んでみると気にならない」という場合も往々にしてあるので、これもその部類かもしれません。
まあ、とにかくグリーンミルクを飲んでみましょう!
ごくり。
…
…さ…魚臭いぃぃぃぃい!!
信じられないくらい魚の臭いがします。
私は、もともと肉より魚が好きで、特にイワシやサバなどの青魚が大好きなのですが、これは無理!
我慢して最後まで飲みましたが、後味もいつまでも魚の臭いが口に残り、あやうく吐いてしまうところでした。
念のため、もう2本を開けて溶かしてみましたが、同じように魚の強い臭いがして、とても飲む勇気はありませんでした。
不良品!?グリーンミルクのメーカーへ問い合わせてみた
グリーンミルク公式サイトを見ると、「特に、子どもたちに飲みやすいものにするために開発した」「ほんのり甘くて子どもたちにも大人気」「妊娠中の栄養補給に」とあります。
この味で…?
パッケージの裏を見ると、次のように書かれていますが、
本品は天然由来原料を使用していますので、製造ロットにより、味、色、香り等が多少異なる場合がありますが、品質には問題ありません。
これは「多少異なる」と言える範囲なのか?
つわり中の妊婦さんがこのグリーンミルクを飲んだら、絶対吐きます。
「魚嫌いの子ども」どころか、魚好きの大人(私)でも無理です。
ちょっとおかしいかも。
と思い、グリーンミルクのメーカーさんへ電話をかけてみました。
すると、「もしお味がおかしいようでしたら、大変申し訳ございませんがお調べしますので着払いでお送り下さい」との返事でした。
宅配便で商品を送り返して数日後…電話がかかってきました。
「商品を確認したところ、やはりこちらは魚のにおいが強く不良品でした。申し訳ございません!原因は現在調査中ですが、新しい商品をお送りしましたのでお確かめ下さい」とのことでした。
トラブルの時こそ、その会社の本質が分かりますよね。
原因が分からないのはちょっと気になりますが、とりあえず、メーカーの対応には問題はなく安心しました。
あらためて飲んでみます!
ということで、気を取り直して(?)再度、オープン!
手で開けられるタイプですが、たいてい半分くらいで止まってしまい、後半は引きちぎる感じです(^^;)
おそるおそる匂いをかいでみると…あ、大丈夫ですね!今度は魚の臭い等はなく、野菜のようなふつうの青汁的なにおいがします。ホッ。
今回も150ccの水で溶かしたもの。
ごくり。
…うん、グリーンティみたいでなかなか美味しいです。が、青汁の中ではけっこう甘いですね。
グリーンミルクの原材料を見てみると、甘味料は「還元麦芽糖」「ステビア」だけとなっていますので人工甘味料は使われていませんが、後に独特の甘味が残るのは、ステビアの特徴なのでしょうか。
青臭さや苦さ・ミルクくささや魚の臭いなどは感じられず、なかなか飲みやすい味に仕上がっています。
グリーンミルク公式サイトでは、赤ちゃんを抱っこしたママが「子どもに飲ませています。飲みっぷりがすごくてびっくり」等のコメントを寄せていました。でも、この甘さのまま赤ちゃんに飲ませたら、野菜やごはんの自然な甘味を感じられなくなるのでは…とちょっと心配な気もします。薄目に作ってあげるといいかもですね。
私も、グリーンミルクを水で溶いたものはちょっと自分には甘すぎるように感じたので、次の日は無調整豆乳に溶かしてみることにしました。
冷たい豆乳だと水よりも溶けにくく、ややダマが残る感じですが、ある程度のところでヨシとして飲んでみます。
…あ、これは美味しいですね!まさに抹茶ミルクの味です。
グリーンミルク公式サイトに「保育園でも毎日飲んでいます」とあるのですが、水ではなく牛乳や豆乳に混ぜているのではないでしょうか。
それなら、「牛乳嫌いの子でもゴクゴク」というのは分かる気がします(甘いですから)。
溶け残りの粉末が浮いてくるので、最初にそれがカタマリで口に入り、特に一口目は甘みを強く感じるのかもしれません。
豆乳・牛乳でなら味は悪くはないですが、もし毎日2~3回飲むとなると牛乳などのカロリーの摂りすぎも気になりますし、基本的には水でおいしく飲める味を目指してほしいところです。
グリーンミルクの原材料と成分
グリーンミルクは原材料と栄養成分をホームページに掲載しているところが好感度大です。
公表されている原材料は以下のとおりです。
グリーンミルクの原材料
しかし、「重量の多い順番に記載する」という食品表示法のルールに従って考えると、一番多く使われているのは「還元麦芽糖」。甘いはずです(^^;)
とはいえ、以降は、大麦若葉・クリーミングパウダー・DHA・EPAなどの素材が続き、合成添加物は使われていません。
粉末抹茶は若干カフェインが心配されますが、おそらく使用量はわずかでしょう。「ステビア」は、南米原産の植物で、甘味は強いのに低カロリーなことから広く使われています。妊婦・幼児が長期摂取した場合のデータが存在しないのが多少気になりますが、こちらも使用量はかなり少ないと思われます。
主原料はすべて国産で農薬不使用(第三者機関での検査済み)というのもポイントが高いですね。
原材料の点からは、妊婦さんや子どもでもまずまず安心して飲める青汁と言えそうです。
グリーンミルクの栄養成分
※1包(5g)あたり
人の一日あたりに必要なカルシウムは、18歳以上の女性で650mg。子どもの場合は、年齢により400mg~1000mgと幅がありますが、3歳の男の子で600mgとなっています。
グリーンミルクは、一包に650㎎のカルシウムが含まれているので、これだけで大人の女性なら必要量が足りますね。
ちなみに、カルシウムも多量に摂取しすぎると「高カルシウム血症」などの健康被害が心配されるため、上限は2500mgと定められています。
グリーンミルクを一日3回飲んだ場合は1950mgになりますので、他にカルシウムの入った薬やサプリを飲んでいる人は過剰摂取の可能性が出てきます。思い当たる場合は、医師に相談するか、一日1回にとどめるなどした方が安心ですね。
グリーンミルクの効果
次に、グリーンミルクの各素材や成分で、どんな効果が期待できるのか見ていきましょう。
こうしてみるとかなり色々な効果がありそうですね!
特に、DHAやカルシウムは、大人にももちろん良いものですが、成長期に摂取することでより将来に有効と言われているので、やはりグリーンミルクは子ども向けを意識した青汁といえそうです。
ただし、上記の栄養素はそれぞれ大量に使われているわけではありません。
青汁は毎日少しずつ長く続けていくことで良い効果を期待するものですので、基本は毎日の食事をちゃんと考えた上で、補助的に取り入れるようにして下さいね!
グリーンミルクが最安値の販売店は楽天かAmazonか?
グリーンミルクは、どこの販売店で買うと安く買えるのかを調べてみました。
しかし、近所のドラッグストアや薬局・大手スーパーをはじめ、店舗では取り扱いがないそうです。また、通販のAmazon・楽天市場でも、公式ショップ・代理店ともに、グリーンミルクは販売されていませんでした。
となると、唯一の購入先は、販売元のvivid-golf(ビビゴルフ)の運営する「グリーンミルク公式サイト」からになります。
グリーンミルクは定価5500円(税込)となっていますが、定期購入を申し込むと、16%オフの4620円(税込)で購入することができます。
【まとめ】グリーンミルクを30回飲んでみて
今回は、カルシウムやDHA・EPAなどの成分が入った青汁「グリーンミルク」を30回分飲んでみました。
最初は不良品が届くというハプニングもあり、飲んでしまってつらい目にも遭いましたが…(^^;)
とはいえ、青汁は、糖分に無難な大麦若葉などの成分を組み合わせるだけでも、表面上口当たりのいい製品を作ることも可能なんですよね。その中で、あえてこういった魚やカルシウム成分を原料とした素材を使って青汁を作るチャレンジ精神は評価できると思いました。
現在私は、「グリーンミルク」を16回分とちょうど半分ほど飲んでみたところ。ほぼ毎日、朝に豆乳で飲んでいますが、豆乳との相乗効果もあってかお腹の調子もよく、肌もトラブルなしで過ごせています。
30回飲んでみた結果も、また後日追記しますね。
カルシウムは、飲んだらすぐに効果が表れるものではなく、できるだけ青年期までにしっかり摂取しておくことが大切で、その時期のカルシウムが将来にわたって骨に貯金され、老後の骨折リスクを左右すると言われています。
本当は、カルシウムもDHA・EPAも、小魚や牛乳などさまざまな食品をバランスよく食べることで摂取するのが理想だと私は思います。「青汁さえ飲んでいれば偏食でも良い」というのは良くないですが、普段の食事にプラスアルファで飲むのなら、こういうタイプの青汁もいいかもしれませんね。
定期購入で割引&いつでも解約OKという会社は意外と少ないので、気になる人はぜひ下記から取り寄せてみて下さい。
以上、「グリーンミルク/GREEN MILK」のレビューでした!
追記:その後、30回分飲んでみた結果、最後までおいしく飲むことができました(^^) カルシウムやDHA・EPAなどは、突然目に見えて結果が表れるものではないため、「頭が良くなった」とか「血液がサラサラになった」等のはっきりとした効果はお伝えできませんが、腸内環境はずっと良好でしたし、お肌の調子も良かったです。「総合的に調子がいい」というのが青汁を飲んでいて大事なことなので、「GREEN MILK」なかなかおすすめです!